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Nexus 2021 DAY1 総括: 研究および臨床分野におけるインフォマティクスを再定義する最先端ソリューション

Nexus 2021 DAY1 総括: 研究および臨床分野におけるインフォマティクスを再定義する最先端ソリューション

PerkinElmerのインフォマティクスバーチャルユーザ会議 Nexus 2021が、本日開幕いたしました。Merck社・Janssen社・Roche Diagnostics社・Bayer社・Gilead Science社・Bristol Meyer Squibb社などの企業による基調講演や、技術革新のスポットライト、業界ケーススタディといった、エキサイティングなスケジュールとなりました。

私達のインフォマティクスバーチャルユーザ会議が何故、Nexusと名付けられたのかご存知でしょうか?

オックスフォード辞典によれば、Nexusとは「1つのつながり、もしくは、2つ以上のものを結びつけるひと続きのつながり」であり、「中心点・焦点」を意味します。

私達にとってNexusとは、私達のコミュニティとのつながりを象徴するものです。つまり、PerkinElmer Informatics内でのつながりと、私達のお客様・パートナー・ユーザ間のつながりを象徴しているのです。Nexus 2021は、ベストプラクティスを共有し、最新のトレンドについて話し合い、研究・臨床両方のインフォマティクスの展開をレビューできる理想的な場所です。

それでは、DAY1の覚えておくべき重要なポイントを見ていきましょう。

午前中の基調講演者

PerkinElmer Informaticsのゼネラルマネージャー 兼 バイスプレジデントのケビン ウィロー(Kevin Willowe)と、科学技術担当エグゼクティブディレクターのデイヴィド ゴサルベス(David Gosalvez)による基調講演『Leveraging the Power of the PerkinElmer Signals Platform Across Research, Development, and Clinical』によって、イベントが開幕いたしました。この講演では、Signals Platformが、研究開発全体をカバーする高度なエンドツーエンドの科学データ管理や研究のワークフローをどのように提供するのかについて、そして、その堅牢な臨床ソリューションはどのようなものかについて、概要を説明いたしました。

研究・臨床トラックにおける覚えておくべき重要なポイント

今日のインフォマティクスの状況においては、多様な研究開発データ分析を統合することが、IT部門・運用部門・ユーザの課題となっています。Merck Research Labsのゴットフリート シュローダー(Gottfried Schroeder)氏は、新しいデータ分析ワークフローシステムであるSignals Screening(現:Signals VitroVivo™)の詳細なテストを研究し、Merck社(アメリカ)が個々のユーザのグラフィカルインタフェースをパーソナライズする機能を用いて、どのように汎用データの獲得・分析を1つのワークフローで成し遂げたのか、説明しました。マルチパラメトリックアッセイにおいて特に重要なのは、TIBCO® Spotfire®を使用すれば、全てのデータがトレリス機能で同時に適合され、比較できる点です。

今年度の重要なテーマは、研究施設でのデジタルトランスフォーメーションであり、それによって生産性がどのように向上し、科学ワークフローが変化したのかという点です。Janssen社のワクチン開発におけるSignals Notebook™の導入に関する講演では、同社のコンサルタントであるスヤーク ピレン(Sjaak Peelen)氏が、紙ベースの実験ノートからクラウドベースのSignals Notebookへの移行事例を紹介しました。具体的には、Electronic Lab Notebookへの移行の計画と導入について、その過程で直面した課題とそれをどのように克服したかについて講演しました。また、検索可能なデータ、テンプレート、テレワーク環境で実験ページに署名・副署できる機能、実験ページをリンクする機能など、有用なSignals Notebookの機能について5か月間にわたる社内ユーザの調査結果について報告しました。

フランク シャール-バーク(Frank Shirl-Birk)氏は、1,000人以上のユーザからなるグローバルなRoche Diagnostics研究開発チーム向けに、GxP環境で検証済みのクラウドベースのSignals Notebookを本格展開した際の導入アプローチについてお話ししました。Roche社の目的は、以前は「疑似デジタル」であった手製の実験ドキュメントを置き換え、グローバルなドキュメント標準を使用した検証済みのシステムを全てのチームに導入することでした。シャール-バーク氏は、ウォーターフォール型プロジェクト管理手法からインクリメントベース(スクラム)の導入に転換することが、導入プロセスを成功させる鍵の1つであると報告しました。

Corteva Agriscience社の作物保護・発見・開発サイエンティストであるジェレミー ウィルモット(Jeremy Wilmot)氏は、Signals Lead Discovery(現:Signals Inventa™)をベースとしたCheminformatics Workbenchを構築するためのCorteva AgriscienceとPerkinElmerの企業間コラボレーションについて発表しました。ウィルモット氏は、両社間の素晴らしい関係の歴史を探るとともに、Signals Lead Discoveryへの分子設計の組み込みについて説明しました。このプロジェクトの作物保護・発見の取り組みに与える将来的な影響について説明し、ユーザがSignals Lead Discoveryの非常に高速な複数の構造式におけるマルチパラメータグローバル検索機能を用いて、興味深いリード化合物を特定できるようになると述べました。

TIBCO Spotfireを利用した臨床試験分析

Gilead Sciences社のヴィシャカ ムジュー(Vishakha Mujoo)氏は、巨大な非構造化データセットがもたらす困難を取り上げて、データを取り巻く課題について述べました。また、どのように自動化された自然言語処理(NLP)を活用し、安全性を損なうことなく有害事象のデータ収集を改善するのかについて説明しました。

Bristol Myers Squibb社のトランスレーショナル バイオインフォマティクス データサイエンスグループに所属するプレム ナラシマン(Prem Narasimhan)氏は、科学的臨床レビューの対象となる安全性・有効性・バイオマーカー・反応データへのアクセス向上の必要性について話しました。一連の調査サイクルにおいて、レビュー担当者が十分な情報に基づく決定を下せるよう支援する、統合・個別レベルの両データを360度ビューを備えたダッシュボードのデモも行いました。TIBCO Spotfireを導入した結果、レビュープロセスが70%速まり、簡単にデータより洞察を得られるようになりました。

J&J社クリニカルインサイト担当マネージャーであるピーター プルイマース(Pieter Pluymers)氏は、J&J社の臨床部門がTIBCO Spotfireをどのように使用しているかについて話し、同社の腫瘍治療分野で利用されている新しいシグナル検出ページのデモを行いました。

続いてBayer社からピーター ストークマン(Pieter Stokman)氏とジョナス ムリネク(Jonas Mlynek)氏の2人が登壇し、RBQMのデータ主導型のサイトリスクレベリング指標(Data Driven Site Risk Leveling Indicator)について取り上げ、リスクベースのモニタリング、ソースデータ検証(SDV)、ソースデータレビュー(SDR)について考察しました。これらの実践は一部の施設にとって非常に価値の高いものですが、どれを選択すべきかを判断するのは難しいかもしれません。両氏は、TIBCO Spotfireの多様な機能とクリニカルデータウェアハウスを活用した、継続的なサイトリスクレベリング(OSRL)プロセスとダッシュボードを発表しました。

テクノロジーイノベーションスポットライト

終日にわたって、4人の優秀なプレゼンターからも、研究・臨床トラックにおける主要ツールの実際の応用について話を聞きました。そこでは、Clinical Data Review・Signals Inventory・Signals VitroVivoなど、TIBCO Spotfireの画期的な機能について紹介されました。

DAY1 最後の基調講演…

DAY1のセッションは、TIBCO Software社の最高分析責任者であるマイケル オコネル(Michael O’Connell)氏による2回目の基調講演『Analytics and Data Science in Action with Spotfire』で締めくくられました。オコネル氏は、新型コロナウイルスをきっかけに、企業がデータ分析の活用をビジネス部門全体で推進するようになった流れを説明しました。パンデミックがデータツールの採用を後押しした背景には、同時期に起こったローコードアセンブリの台頭と、データ管理・BI・予測分析の融合があります。

"Spotfire Modsを使用した分析・データサイエンス分野における魅力的な実際のユースケースをいくつか紹介されました。これらの事例には、ライフサイエンスにおけるデジタルツインやAIと共に、プロセス制御・異常検出・パターン分類の各アプリケーションが含まれていました。

「Spotfire Modsは、Spotfireソフトウェアの軽量アドインであり、新しいビジュアライゼーションを備えたVisualization Modsに加え、データ準備・特徴抽出エンジニアリング・機械学習用の新しいData Function(データ関数)を提供するData Function Modsが含まれています。」"

明日のセッションにもご期待ください!

DAY2のセッションは、Merck社(ドイツ)・Birla Carbon社・Nimbus Therapeutics社・Bayer社・Johnson & Johnson社によるプレゼンテーションなど、さらに盛沢山の内容を予定しています。明日のイベントのまとめもこのブログでお届けします。  

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PerkinElmer Informatics

PerkinElmer Informatics:科学的ブレークスルーを加速


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